鳥栖から完全移籍で加入した鹿島のMF樋口雄太(25)が10日、オンラインで取材に応じ、本拠地デビューへ胸を高鳴らせた。ホームで行われるJ2水戸とのプレシーズンマッチ(13日)に向け「まずはチームとして必ず勝つことが前提。90分間ボールを持ち続けて、攻め続けるところを目指したい」と意気込みを語った。
鳥栖時代にカシマスタジアムで戦ったときは2戦2敗。当時の印象を「アウェーで戦ってきた中で一番嫌なスタジアムだった」と振り返る。逆に、今度はその雰囲気をつくり出したサポーターの後押しが自分の力になるといい「ワクワクしている。声援を背に戦えるのは楽しみ」と笑顔を見せた。
コロナ下のため、レネ・ヴァイラー新監督はチームに合流できていないが、宮崎キャンプを経て味方との連携も高まっている。「(新監督の)やりたいサッカーも理解できていると思う。そこを試合で出すだけ」と手応え。「プレシーズンマッチもそうだが、開幕からフル稼働できるように準備できている」と自信満々に語った。
◆鹿島MF樋口が本拠地デビューを心待ち「ワクワクしている」 13日に水戸戦(スポニチ)