
日刊鹿島アントラーズニュース
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2013年12月19日木曜日
◇[MOM283]専修大MF長澤和輝(4年)_チーム救う2発で八千代時代のリベンジ達成(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/409977_130096_fl
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.18 全日本大学選手権2回戦 関西大1-5専修大 BMWス]
キャプテンの右足がチームを救った。専修大は0-1で折り返した後半2分、MF長澤和輝(4年=八千代高)がPAギリギリでファウルを受ける。判定はFK。一瞬、PKかと思われた場面でも長澤自身は冷静だった。「倒れたところは中だったけど、(ファウルを受けたのは)外だったと思う」。ゴールほぼ正面、PAのわずか手前。前半16分にも同じような場所から直接FKを蹴り、壁に当てていたが、「自分に蹴らせてほしい」と再びキッカーを直訴した。
「ゴールが近いし、壁に引っかからないように蹴ろうと。たとえGKが触っても、味方が詰めてくれる。前半、壁に当てていたので、壁に当てないことを意識した」。低い弾道の鋭いキックは壁の間を抜け、ゴール左隅へ一直線。「壁に空いている部分があった。そこを通して、曲げて。GKサイドだったけど、壁を抜ければ入ると思った」。鮮やかな直接FKで試合を振り出しに戻した。
「あの時間に点を取れたことはチームとしても良かった。追いつけばひっくり返せる自信はあった」。その言葉どおり、一気にたたみかけた。後半24分には長澤のスルーパスからFW山川翔也(2年=新潟西高)がシュート。これはGKに弾かれたが、ゴール前に詰めていた長澤が押し込み、2-1と逆転した。同30分の3点目も長澤がアシストし、4点目、5点目も長澤が起点になった。全得点に絡み、5-1の逆転勝ち。文字どおりチームを勝利に導いた。
圧巻のパフォーマンスを見せた後半、長澤はオレンジ色の文字で「YACHIYO 7」と書かれた手袋をはめてピッチに入った。「後半は八千代の手袋を付けてプレーしたんです」。高校時代の手袋を取り出したのには理由があった。高校3年時の全国高校選手権3回戦。八千代高(千葉)は関大一高(大阪)に1-2で敗れ、長澤の高校サッカーは終わりを迎えた。当時、関大一高で主将を務めていたのが、関西大のDF小谷祐喜(4年=セレッソ大阪内定)だった。
しかも関大一高も関西大もユニフォームは同じ紫色。「高校で小谷のいるチームに負けていたし、紫のチームを見ると負けられない気持ちになる」。トップ下の位置からゴール前に飛び出す長澤とCBの小谷は何度となくマッチアップ。「彼も成長しているし、対峙しても嫌なDFだった。自分もやらないといけないという気持ちになった」。高校時代からの良きライバルの存在が刺激となった。
20日の準々決勝では明治大と対戦する。「後半のようなサッカーをどれだけできるか。しっかり準備して、いい状態で臨めるようにしたい」。関東大学リーグでは3連覇を達成。有終の美を飾る2冠へ、まずは初戦を突破した。
(取材・文 西山紘平)
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