三菱化工機(神奈川県川崎市)のLED投光器「ライティアメガシリーズML5000」が、鹿島アントラーズのホームスタジアム「茨城県立カシマサッカースタジアム」のナイター照明に採用された。
これにより総消費電力を約7%削減したうえで、ピッチ内照度をJリーグ開催基準の1500ルクス以上から日本代表戦などの国際大会開催に必要とされる2000ルクス以上(30%以上の照度アップ)を実現した。照度2000ルクスは、FIFAワールドカップの競技施設の主要条件にも定められている。
また、日本プロサッカーリーグJ1のサッカー専用ホームスタジアムがLED化されたのは日本初。2月25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ初戦のナイトゲームから運用が開始された。
LED投光器ライティア メガシリーズ ML5000
今回採用された「ライティアML5000」は、出力103,300ルーメン(高演色型Ra80、4/5:5000K、1/5:3000Kの場合)でカシマサッカースタジアム用に設計したモデル。ピッチやユニフォームの色味を検討し高効率の白色(5000ケルビン)LEDに一部暖色(3000ケルビン)LEDを混ぜて設置し、自然な色合いを実現した。また、テレビ中継に対応するため演色評価数Ra80のLEDを採用し、クリアなプレーシーンの配信が可能。
既設メタルハライドランプは劣化により照度が低下していたため、LED照明と既設メタルハライドランプの照射角度をすべて再調整し、ピッチ内の照度均斉度を向上させると同時に、まぶしさも抑制させている。
同スタジアムのグランド照明には、1993年の竣工以来、照明設備にメタルハライドランプ(水銀灯の一種)と高圧ナトリウムランプの2種類合計388台が使用されてきた。今回、老朽化した照明設備のリニューアルに伴い、消費電力の少ないLED照明の採用による環境負荷低減を目的に、全ランプ台数の約40%にあたる164台が「ライティアML5000」に更新された。
これにより総消費電力を約7%削減したうえで、ピッチ内照度をJリーグ開催基準の1500ルクス以上から日本代表戦などの国際大会開催に必要とされる2000ルクス以上(30%以上の照度アップ)を実現した。照度2000ルクスは、FIFAワールドカップの競技施設の主要条件にも定められている。
また、日本プロサッカーリーグJ1のサッカー専用ホームスタジアムがLED化されたのは日本初。2月25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ初戦のナイトゲームから運用が開始された。
LED投光器ライティア メガシリーズ ML5000
今回採用された「ライティアML5000」は、出力103,300ルーメン(高演色型Ra80、4/5:5000K、1/5:3000Kの場合)でカシマサッカースタジアム用に設計したモデル。ピッチやユニフォームの色味を検討し高効率の白色(5000ケルビン)LEDに一部暖色(3000ケルビン)LEDを混ぜて設置し、自然な色合いを実現した。また、テレビ中継に対応するため演色評価数Ra80のLEDを採用し、クリアなプレーシーンの配信が可能。
既設メタルハライドランプは劣化により照度が低下していたため、LED照明と既設メタルハライドランプの照射角度をすべて再調整し、ピッチ内の照度均斉度を向上させると同時に、まぶしさも抑制させている。
同スタジアムのグランド照明には、1993年の竣工以来、照明設備にメタルハライドランプ(水銀灯の一種)と高圧ナトリウムランプの2種類合計388台が使用されてきた。今回、老朽化した照明設備のリニューアルに伴い、消費電力の少ないLED照明の採用による環境負荷低減を目的に、全ランプ台数の約40%にあたる164台が「ライティアML5000」に更新された。