クラブ・ワールドカップ(W杯)で、アジア王者の鹿島アントラーズは15日午後5時(日本時間午後10時)からアラブ首長国連邦のアルアインで行われる初戦で北中米カリブ海代表のグアダラハラ(メキシコ)と対戦する。14日は現地で最終調整。鹿島は勝てば3連覇を狙う欧州王者レアル・マドリード(スペイン)との準決勝に進む。
鹿島DF昌子はグアダラハラの印象について「非常に個々の能力が優れている。身長がなくてもジャンプ力があり、駆け引きがうまい」と警戒した。FW鈴木とDF三竿健の2人が負傷離脱したが「彼らがいないのは確かに痛いが、その中でも勝利を目指すのが鹿島。日本に残っている選手、スタッフのためにも必ず勝ちたい」と気合十分に話した。大岩監督は「非常にいい準備ができた。連動した守備から、いい攻撃に移れるようにしたい。アジアと日本の代表として、攻守にアグレッシブなプレーを見せたい」と、意気込んだ。
◆鹿島昌子がクラブW杯初戦へ警戒「駆け引きうまい」(ニッカン)