
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年8月20日土曜日
◆J1鹿島で「愛」を叫ぶ岩政大樹監督がチームにもたらした変化とは 前監督の契約解除で古巣の指揮官に(東京新聞)

かつて教員を目指した新米指揮官は監督就任初日となった8月8日、熱血教師さながら選手にこう語りかけた。
「世の中、全ては愛だ」
サッカーJ1鹿島の岩政大樹監督(40)。大学卒業後は教師ではなくJリーガーとして鹿島などでプレーし、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表にも入った。引退後は大学サッカーなどを経て古巣のコーチを務めていたが、契約を解除されたレネ・バイラー前監督に代わって指揮を執る。
前任者を引き継いでから初陣となった14日の福岡戦(カシマスタジアム)。0-0の前半10分、相手オウンゴールを誘発したFW鈴木優磨は脇目も振らずベンチ前の岩政監督のもとに掛け寄り、抱きついた。倒れて重なり合った2人を中心に歓喜の輪が広がる。文字通り、チーム一丸を象徴するシーンだった。
鈴木は「大樹さん(岩政監督)をすごく信用しているし、絶対について行くと決めている」と岩政監督への信頼を口にした。試合に出る選手と出ない選手を明確に分けて練習することもあったバイラー前監督。「トップレベルの人を教えるのではなく、一番下をすくう」という岩政新監督の考え方は前任者とは一線を画す。
指導者としてのスタンスは、教師だった両親の影響が大きいという。自身も教員を志し、東京学芸大を卒業。中学と高校の数学の教員免許を持つ。東大や上武大のサッカー部などで学生選手らを指導した経験から、一人一人が持つ長所や個性に目を向ける「愛」が、自分の持ち味だと思い至ったと明かす。
福岡戦でも「愛」はうかがえた。24歳のDF林尚輝が途中出場で今季初めてピッチに立ち、20歳のMF小川優介もリーグ戦初のベンチ入り。指揮官の人選に、鈴木は「信頼」という言葉を繰り返しながら「どの選手も自分が重要な選手だと感じられるようになった」と実感を込めた。
試合は2-0で勝利し、6試合ぶりの白星を手にした鹿島。次戦は21日の湘南戦(レモンガススタジアム平塚)。変化の兆しが見えた鹿島が再び、その熱量をぶつける。(唐沢裕亮)
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