日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年11月17日木曜日
◆大迫「ここでやらないと俺らは終わる」…ハリルの大胆采配に応えた裏側(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161116/jpn16111608120016-n1.html
岡崎慎司、本田圭佑、香川真司を差し置き、15日に行われたサウジアラビア戦の先発に名を連ねた大迫勇也。トップ下の清武弘嗣とホットラインを築き、大一番での勝利に貢献することになるストライカーは試合前、その相棒と活躍を誓い合っていたという。
「キヨ君とは昔から一緒にやっているので、すごく分かり合えるというか。ただ、試合前から今日、俺ら頑張んないとダメだねって話していました。ここでやらないと、俺ら、終わりだからみたいな」
その意気込みはパフォーマンスによく表れていた。チームメイトが戦前に「フィジカルに優れる」と分析していたサウジアラビアの屈強な守備陣を相手に、何度となく確度の高いポストプレーや巧みなボールキープを披露。ファウル(あるいはファウルすれすれのプレー)で潰されても怯まずに、むしろ仕掛けられる場面では果敢にドリブル突破を図り、ゴールへの道を切り拓くべく奔走した。
93分にピッチを退くまでにゴールネットを揺さぶることはなかったが、この日の大迫に及第点未満の評価をつける者はいないはずだ。それでも本人が「最低限のプレーをしただけです」と謙遜するのは、常日頃から自らのゴールにこだわっているからにほかならない。いずれにせよ、頼もしさを感じたファンは少なくないだろう。
大迫は先発起用してくれたヴァイッド・ハリルホジッチ監督への感謝も忘れていない。
「監督は思い切った采配をしたと思う。僕が監督だったらできないような采配をしてくれたので、それに応えるべく『俺たちが頑張んないと』って思いでした」
期待は大きければ大きいほど、応えるのが難しくなる。いわゆるハードルが高くなるからだ。だが、大迫はケルンでの好調をそのままに、1年5ヵ月ぶりの招集となった日本代表でも輝きを放ってみせた。
止まっていた時計の針は動き出した。しかも、美しい音色を奏でながら。11月の2連戦を「すごく楽しかったです。いい緊張感がありますし、この中でできることは幸せ」と振り返る大迫が、6大会連続のワールドカップ出場を目指す日本代表を高みへと導く。(Goal.com)
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