
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年11月20日水曜日
◆「背後を狙った」FW上田綺世、シュート“0”に終わった献身性《キリンチャレンジカップ2019》(超サッカー!)

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不完全燃焼という言葉が当てはまるだろうか。日本国内での初陣で1トップに入ったFW上田綺世(鹿島アントラーズ)は前半45分のみでピッチを去った。
U-22日本代表のエースの座を争う上田は、10月のブラジル遠征には不参加。この試合で結果を求めてピッチに立った。
MF久保建英(マジョルカ)、MF堂安律(PSV)をシャドーに置いた布陣は、立ち上がりはあまりハマらず。それでも、個人技に長ける両者からは、時折上田にも良いボールが入った。
上田は「ゴール前で勝負したかった」と語ったが、45分間で放ったシュートは「0」。1トップを任されたストライカーとしては、物足りない。
この試合の上田は、U-22コロンビア代表のの最終ラインの裏を狙う動きを見せる。それに呼応する動きが少なく、効果的なパスが入らなかったこともシュートがなかった要因の1つだろう。しかし、この動きは周りに影響を与える。
「タケ(久保建英)と(堂安)律がミドルも打てる様な良い状況をチームとして作れていれば、背後を狙うのも生きるかなと」
上田の言葉通り、最終ラインを下げる動きをすることで、バイタルエリアにはスペースが。久保、堂安が体の強さを生かしてドリブルを積極的に仕掛けたこともプラスに働き、個の力では何度か良い形を作った。
上田自身も「ラインが高かったので、背後を狙おうというのがありました。逆にシャドーを生かすという選択肢もあったと思います」と語っており、持ちつ持たれつの関係を作ることができていただろう。
今年6月のコパ・アメリカでは日本代表として同じピッチに立っていた。そこから上田はA代表に招集されていないが、法政大学のサッカー部を辞めて鹿島アントラーズ入りを決断。J1では途中出場がメインながらも11試合に出場し4ゴールを記録するなど、結果を残している。
この試合ではシュートこそなかったが、体の強さやポジションどりの上手さは見せていた。しかし、コンビネーションという点では、まだまだ未熟な部分も見え隠れした。
「前に入ってくれば、それなりに進めたかなと。距離感がうまくいかないという部分もあった」と語っている通り、この先にシャドーの2人との擦り合わせをしなければいけないという課題が残った。
一方で、献身性という点では評価できる部分もある。相手の最終ラインにプレスをかけるという狙いがハマり、あわやというシーンも作った。
「バックパスをスイッチにというのはあったので、そこで奪えるとは思っていなかったですけど、プレッシャーをかけるという狙いはありました。そこで相手のミスを誘えたので良かったと思います」
この試合では上田を含めたFW登録の3名が全員出場。結果を残した選手は居ないが、東京オリンピック本番に向けた熾烈な争いはこの先も続く。動き出しに特長のある上田が、チームの軸であるシャドーとハマる姿を見たいところだ。
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