http://www.sanspo.com/soccer/news/20140412/jpn14041205030004-n1.html
ブラジルW杯は、12日で開幕まで2カ月。日本のメンバー発表を1カ月後(5月12日)に控え、サンケイスポーツ専属評論家が11日、23人を大胆に選定。本田泰人氏(44)は昨季J1得点王のFW大久保嘉人(31)=川崎=を1トップにプッシュした。
現状でベストと思える布陣を選んだつもりだ。まずFW大久保。プレーのキレ、ゴールへの執着心と気迫。国内外の日本人選手を見渡しても別格で、これほどの1トップ候補はいないと考える。
31歳のベテランで、前回南アフリカW杯にも出場。エゴイストな面があったが、さまざまな経験も経て、今は謙虚さを兼ね備えてチームプレーに徹する。日本の精神的な支柱として期待できる。MF本田に意見を言えるだろうし、本田自身もそうした存在を望んでいるはずだ。あの魂を代表に入れてほしい。
最終ラインはDF吉田に代えて森重がいい。吉田は所属クラブで出場が安定していない。森重はよりスピードがあり、攻撃を組み立てる力もある。森重と今野がセンターバックのベストコンビだ。
FW斎藤とMF柴崎はサプライズと思われるかもしれない。しかし、ドリブラーの斎藤は攻撃のアクセントになる。ボランチの柴崎は落ち着いて試合を読むことができ、現在の主力のMF遠藤が若いころのよう。代表への本格的な合流がこれからでも、問題ないはずだ。