
日刊鹿島アントラーズニュース
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2014年12月27日土曜日
◆高校選手権を前に姿を消した実力者…J内定の松原后・西村拓真・久保田和音・坂元大希(サッカーキング)
インターハイに出場した際の大阪桐蔭・久保田和音 [写真]=安藤隆人
第93回全国高校サッカー選手権大会の開幕が近づいてきたが、熱戦が始まる前にこの大会には参加できず、予選で敗れ去った多くのチームの中から、来年以降新たなステージで羽ばたこうとしている選手たちを紹介していく。
静岡県予選準決勝、浜松開誠館vs藤枝東。背番号14を背負い、キャプテンマークを巻いた浜松開誠館のCB松原后は、180センチを超える高さと、左足のキックの精度、得意のドリブルを武器に、守備の要としてだけでなく、攻撃の起点にもなった。しかし、18分にトリックプレーで失点。それ以降は堅守を構築しながら、攻撃時にはドリブルで攻め上がり、正確な長短のパスを見せてリズムを作ったが、これ以上スコアが動くことはなかった。タイムアップの笛が鳴った瞬間、高校3年間は一度も全国大会の舞台に立てないまま終わってしまった。
静岡県予選準決勝、浜松開誠館vs藤枝東。背番号14を背負い、キャプテンマークを巻いた浜松開誠館のCB松原后は、180センチを超える高さと、左足のキックの精度、得意のドリブルを武器に、守備の要としてだけでなく、攻撃の起点にもなった。しかし、18分にトリックプレーで失点。それ以降は堅守を構築しながら、攻撃時にはドリブルで攻め上がり、正確な長短のパスを見せてリズムを作ったが、これ以上スコアが動くことはなかった。タイムアップの笛が鳴った瞬間、高校3年間は一度も全国大会の舞台に立てないまま終わってしまった。
「チームの歴史を刻みたい」。春先、未だ一度も無い全国大会出場に導くべく、キャプテンの重責を背負って、躍動することを誓った。しかし、現実は厳しかった。インターハイ予選に敗れ、プリンスリーグ東海も4位に終わった。そして、選手権予選も準決勝で敗れた。有終の美とはいかなかったが、松原には大きな可能性がある。父親の真也氏はかつて清水エスパルスでプレーし、叔父はアトランタ五輪で“マイアミの奇跡”を起こした代表の一員でもあったFW松原良香氏。血筋が大きくクローズアップされるも、この3年間でFW、CB、ボランチ、サイドハーフなど多くのポジションをこなしながら、着実に成長を遂げた。器用さとパワフルさに磨きをかけ、卒業後は父と叔父も在籍した清水に入団する。偉大なる先輩の2人とはまた違ったプレースタイルで、2人以上の躍動を誓っている。
富山県予選準決勝、昨年度の選手権王者の富山第一は、1-2で水橋に敗れた。今年のチームは非常に苦しい1年だった。インターハイ予選は準決勝で高岡第一に敗れ、選手権予選も敗退。プレミアリーグウェストでも最後の最後で残留できなかった。だがその中で昨年2年生エースとして、優勝に大きく貢献したFW西村拓真は、低迷するチームの中で奮闘を続けた。プレミアリーグウェストでは4位タイの10得点を挙げるなど、高い決定力を見せつけた。選手権出場は開会式で、優勝旗を返還するのみになってしまったが、卒業後はベガルタ仙台に入団が内定。シュートレンジの広いパワフルなストライカーは、東北の地で更なる飛躍をしてくれるだろう。
大阪府予選準決勝。インターハイ出場の大阪桐蔭は昨年度の選手権に出場した履正社に0-2で敗れた。大阪桐蔭のゲームメーカー・久保田和音の高校サッカーはここで幕を閉じた。ピンと背筋を伸ばした姿勢から全体を見渡し状況を把握すると、シンプルなプレーで周りをうまく使いながらリズムを生み、するすると前線に上がっていく。そして、裏のスペースやギャップに入り、フィニッシャーとしての仕事も果たす。高度なプレーを飄々とやってのける技術の高さとメンタルの強さを持つ彼は、卒業後鹿島アントラーズでそのタクトを振るう。
インターハイ準優勝を果たし、冬の頂点を目指していた大津。しかし、熊本県予選準決勝の東海大星翔戦、前半にセットプレーから失点し、そのまま守りきられてしまった。ロアッソ熊本に入団が内定したFW坂元大希は、3年生としてチームを牽引してきたが、最後に涙をのんだ。これからは高校時代にお世話になった熊本の地で、ダイナミックなプレーを見せ続けてくれるはずだ。
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