
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年9月21日土曜日
◆【鹿島】内田篤人は今季ACLに出場できず。歯痒さは?「ソガさんも俺も長い間、いい波、悪い波あるけど」(サカノワ)

昨季はACL準決勝第1戦で決勝点、今季は4試合でベンチ入りしたがピッチに立てず。
[ACL 準々決勝 2-nd] 鹿島 1-1 広州恒大 /2019年9月18日/カシマサッカースタジアム
※2試合トータル1-1で、アウェーゴールルールにより広州恒大がベスト4進出
アジアチャンピオンズリーグ( ACL )準々決勝第2戦(セカンド・レグ)、鹿島アントラーズは広州恒大とホームで1-1で引き分け、2試合トータルスコア1-1(アウェーでの第1戦は0-0)、アウェーゴールルール(鹿島ゼロ、広州恒大1点)によりベスト8で敗退した。
内田篤人は昨季のACL、準々決勝・天津権健とのアウェーでの第2戦(現・天津天海)で、技ありのクロスから安部裕葵(現・FCバルセロナB)のゴールをアシスト。さらに準決勝の水原三星とのホームでの第1戦、2点先取されながら同点に追い付いたあとの後半アディショナルタイム、3-2と逆転する決勝ゴールを突き刺してみせた。ドイツからの帰国1年目、勝負どころで存在感を発揮し、その後のアジア制覇へとチームに勢いをもたらした。
キャプテンに就任した今季、ケガにも苦しむ内田は、グループステージの1、2節、そして今回の準々決勝・広州恒大戦、計4試合でベンチ入りしたものの、ピッチに立つ機会は訪れなかった。右膝にはテーピングが巻かれており、決して状態が万全とは言い切れないことが分かる。昨季も満身創痍ではあった。ただ、内田がいれば……とも言える展開になってしまったのもまた事実だった。
ピッチに立って力になれない歯痒さはなかったのか? そう聞くと、内田は言った。
「試合に出ている、出ていないに関係なく、ソガさんも俺もずっと長い間、こうした生活を続けてきた。僕の場合、海外に行ったり、試合に絡めなかったり、大きい試合に出たり、活躍したり、いい波と悪い波があるけれど、常に普通に気持ちの上下を少なくやっていこう、とは思ってきた。負けてドンと落ち込み、悔しがるのは大切。ただ、それをチームに影響させない。グッと引っ張るべき存在でなければいけない」
そのように内田は語る。一方、「負けに慣れているわけではない。悔しいよ。ただ、こうなってしまった現実は変えられない」と悔しさを口にし、この敗退の”意味”を咀嚼して受け入れようとしていた。
改めてACLは紙一重だと痛感させられた一戦でもあった。内田は「ただ、全部の試合がそうだと言える。Jリーグでも高校選手権でも、それは変わらない。あのクロスが、あの1点が決まっていればって。あらゆることが変わってしまうのがサッカーだからね」と、勝負の残酷さと厳しさを受け止めていた。
アジア連覇の夢が潰えた鹿島は、残す国内3つのタイトル獲得に照準を当てて、久々となる2日間のオフを経て再び活動を再開する。
[取材・文:塚越始]
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