
日刊鹿島アントラーズニュース
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2021年11月29日月曜日
◆【J1採点&寸評】鹿島1-0鳥栖|関川は“ワンランク昇格”した感あり。上田は勝点3をもたらすヘッド弾(サッカーダイジェスト)
[J1第37節]鹿島1-0鳥栖/11月27日/県立カシマサッカースタジアム
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
鳥栖を上回る気迫で試合に臨み、14分の先制ゴールによって主導権を握った。追加点を奪えれば、もっと楽に進められたが、クリーンシートで終え、今季のホーム最終戦をきっちりものにした。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
ゴールの枠内をとらえた終了間際のヘディングシュートをはじき出すのではなく、しっかりキャッチ。これが入らないのなら、今日はもう入る気がしないと相手に思わせてしまうような余裕しゃくしゃくのシュートストップだった。
DF
32 常本佳吾 6(81分OUT)
クロスを上げた瞬間、右足をけいれんさせた。無尽蔵のスタミナが持ち味だが、さすがの大卒ルーキーもシーズン終盤にきて疲労をため込んでいるか。39分に目の覚めるようなドライブシュートを放った。
MAN OF THE MATCH
DF
33 関川郁万 7
ドリブルの進行方向を読み切るかのような素晴らしい対応、幅広いスペースカバー、足を伸ばして的確にマイナスクロスをカット。CBとして“ワンランク昇格”した感がある。無失点勝利の原動力になった。
DF
28 町田浩樹 6
自陣での不用意なパスミスによってピンチを招きかけるも致命傷にならず、安堵。立ち上がりからの良質のパフォーマンスを台無しにしてしまうところだった。
DF
2 安西幸輝 6.5
タッチラインを背に右足でボールを動かし、相手をいなしたり、チャンスと見れば、果敢に仕掛けたり、“らしさ”を発揮。欲を言えば、クロスの質か。得点に絡んでいたら、文句なしの7だった。
MF
4 レオ・シルバ 6.5
総走行距離が11.726と、チームナンバーワンの数字をたたき出す。攻守にわたって、かゆいところに手が届く献身的なプレーぶりが光った。累積警告のため、残念ながら最終節は出場停止。
MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
余裕があったからだろう。足裏を多用したり、ドリブルで持ち上がるシーンが少なくなかった。自らファウルを受けて得たFKでは、ゴールへの角度はなかったものの、相手GKの意表をつくかのように直接狙ってみせた。
鹿島――荒木は決定機をたびたび創出
MF
7 ファン・アラーノ 5.5(60分OUT)
流れるようなカウンター攻撃からチャンスを作りかけるもラストパスの精度を欠いた。細かなミスも目立ち、及第点とは言えず。
MF
11 和泉竜司 6.5(89分OUT)
接触プレーによって交代するまで元気ハツラツ。左からのクロスが先制ゴールにつながった。全体的にフットワークが軽快で、調子の良さをうかがわせた。
FW
13 荒木遼太郎 6.5(81分OUT)
29分、右足アウトでスピンをかけ、ディフェンスラインの背後に絶妙スルーパス。その10分後には右足インスイングクロスで、味方の頭にピタリと合わせた。決定的なシーンをたびたび創出した。
FW
18 上田綺世 6.5(81分OUT)
チームを勝たせる貴重なヘッドを決めたのはMOMに値するが、2点目、3点目の決定機もあっただけに、そこを決めていれば、さらに評価は高まった。
途中出場
MF
8 土居聖真 6(60分IN)
J・アラーノに代わり、そのまま右MFに入り、途中からトップ下に。追加点を奪うべく、攻撃に変化をもたらした。
DF
14 永戸勝也 ―(81分IN)
足をけいれんさせた常本と交代。永戸が左SBに入ったことで、安西が右にポジションを移した。
MF
25 遠藤 康 ―(81分IN)
1-0をキープしつつ、状況によっては突き放せるよう、気の利いた試合運びができるベテランをピッチに送り込んだ。アディショナルタイムでは、相手陣内のコーナーフラッグを目指した。
FW
9 エヴェラウド ―(81分IN)
今季Jリーグで1ゴールと、絶不調にあえぐものの、相手にしてみれば、やはり放ってはおけない。見えない圧を与えた。
DF
39 犬飼智也 ―(89分IN)
相手との接触プレーによって倒れ込んだ和泉に代わって出場。3バックの中央に入り、相手のパワープレーにも冷静に対処した。終了間際、中途半端なキックが相手にカットされ、ピンチを招いた。
監督
相馬直樹 6.5
「一つひとつの球際や反応の部分だったり、狙いを持ってボールを動かすことだったり、自分たちがやろうとしているサッカーができた」と、選手たちの奮闘をたたえた。ACL出場に向けて他力とはいえ、何よりまず4位を死守すべく、勝点3を積み上げた。
鳥栖――朴はビッグセーブを連発
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5.5
「受けに回ってしまった」と、選手たちが口をそろえたとおり、鹿島の勢いに後手を踏まされた。ハーフタイムをはさんで、修正を加えたことで、多少押し返したものの、振り出しに戻せなかった。
DF
37 小泉 慶 6
最終ラインに入ってビルドアップをサポートし、球際では身体を張った。試合の入りがよくなかったことを悔やんだ。今夏まで在籍していた古巣との対決に気持ちの高ぶりがあったようだ。試合後、かつてのチームメイトからウォーターシャワーを浴びた。心温まる光景だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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