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明治安田生命J1第30節 鹿島1―0浦和 ( 2019年11月1日 カシマ )
首位の鹿島はホームで浦和に1―0で勝利した。後半27分、左ハムストリング筋損傷から公式戦5試合ぶりに復帰した途中出場のMFセルジーニョ(24)が、こぼれ球を蹴り込んで今季リーグ12得点目となる決勝点。3シーズンぶりのタイトル獲得に大きく前進した。リーグ戦のシーズン本拠連続無敗記録はクラブ最高の14試合に伸びた。
後半27分、ホームのボルテージは最高潮に達した。こぼれても寄せ、左右からつなぎ続けること10回以上。最後に決勝点を仕留めたセルジーニョは「チームメートを代表して得点した。一番大事なのはみんなで勝ったこと」とほほ笑んだ。
レオ・シルバ、三竿、伊藤、ブエノ、セルジーニョが続々と復帰。特に三竿とレオ・シルバのダブルボランチのかじ取りは大きく、10月までの停滞した内容は一変。土居は「開始から終わりまで締まった熱いゲームだった」と振り返った。
得点前、右サイドで起点をつくった伊藤は右足裏痛を抱えていたが、痛み止めを打って先発した。三竿は毎日東京まで冷却サウナに通い、復帰を早める努力を重ねてきた。大岩監督が「毎試合決勝戦」と送り出すリーグ最終盤。それぞれの覚悟が、気迫となって白星に結びついた。
◆鹿島・セルジーニョV前進弾!シーズン本拠連続無敗記録「14」(スポニチ)