
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年3月7日木曜日
◆鹿島OB中田浩二が語る今季注目の「ワクワクするプレーヤー」とは?(ゲキサカ)

中田浩二の「個の力」を賢く見抜く観戦術 - サッカーが11倍楽しくなる! -【電...
鹿島アントラーズはホームで迎えた今季開幕戦で昇格組の大分トリニータに敗戦。初白星がほしい鹿島は本日、金曜日開催の第2節に王者川崎フロンターレと激突する。鹿島OBでクラブのC.R.Oを務める中田浩二氏がDAZNインタビューに応じ、王座奪還へのポイントを語った。(取材日:2月20日)
—リーグ最多タイトルを誇る鹿島アントラーズ強さの秘訣は?
「このクラブはジーコが作ったというか、ジーコの考えのもと色々なものが落とし込まれたクラブです。それを一貫して継続しているからこそ、強さの秘訣というかずっと続けていくことが出来ている。ぶれずに同じ方向を向いて戦ってきた結果。今だけというよりも、ジーコの時から、また本田さんや秋田さんの時代もそうですし、そういう人たちがずっと継続してやってきたからかなと思いますね。
ジーコがチームに落とし込んだことというのは常に勝利にこだわること。それは試合だけではなくて、試合に勝つために練習で何をするかということをずっと言われてきました。プロとして、常に練習で100%やる、それが試合で出るということもそうですし。自分がどうやりたいではなく、チームのために何ができるか、チームが勝つために何ができるかということをずっと教えてこられたと思います。それを僕らはグラウンドで先輩方が体現している姿を見てやってきましたし、それを下の世代に繋げていくということをやってきたからだと思いますね。」
—他のチームとの違いは?
「(国内では)他のチームに行っていないからわからないのですが。怪我するから練習で思いっきり行かないのではなくて、練習から試合以上の、時にはスライディングとかもありますし、試合以上の感覚、強度でやることを常に求められてきました。だから、(試合で)楽というとおかしいかもしれないけど、そういう風に感じることもありました。あとは、内容を求めることもあるじゃないですか。もちろん内容も大事だけど、勝つことのほうが大事であって内容が悪くても常に勝つことを求められてきたというのはありますね。」
—ご自身が現役時代に鹿島の強さが出た試合というのは?
「いっぱいありますけど、2009年に3連覇したときの最後の浦和戦なんかは1点とってから浦和のホームでずっと押されていましたけど、そこを全員で体を張って守り切って3連覇。そういうところですかね。体を張って守るところとかもそうだし、うまく時間を使いながらですとか、そういうアントラーズらしさが随所に出た試合だったと思います。
(2001年)ジュビロとチャンピオンシップをやったときも、1stレグ相手のアウェイで0-2の状況で鹿島は退場者も出して、そういう中でもやっぱり最低限引き分け、次につなげるために結果的に10人で2点取って2-2に追いついてホームの試合を迎えた試合ですとかも、勝負強さや粘り強さ、あきらめない、勝ちにこだわるところは随所に出たのかなと思いますね。」
—鹿島は常にタイトルを獲得されてきましたが、強ければ強いほど相手に警戒されると思いますが、その中で一番難しかったことは?
「難しかったことはそんなにないかなと。逆にそういうプレッシャーというのも常に楽しめている部分がありましたし、個人というよりもチームでのタイトルを求めていたので。そこを常にやっていました。ただ結果が出ないときには苦しいときもありましたし、難しい状況でもありましたね。」
—昨年鹿島はACLタイトルを取られて、日本では数多くタイトルをとりながらやっと海外の大会でタイトルをとれた。それまでのシーズンと昨年との違いは?
「違いというのはそんなにないと思うんですよね。ただアントラーズはJリーグのタイトルを取るとともに、ジーコはアジアでもNo.1にならないといけないと言っていました。そこを意識してやってきた中で、レッズやガンバが先にタイトルを取って悔しい部分もあったので、昨年後輩たちがとってくれたのはうれしかったですし、それがチームの悲願でもあったので。やっぱり胸を張れるというのはおかしいですけど、ちょっとレッズやガンバに遅れていた部分はあったので、やっとここからスタートを切れるという風になったのかなと。」
—鹿島にとっては大きなタイトル?
「ものすごく大きいですし、鹿島にないタイトルでしたしね。またACLをとってクラブワールドカップに出ることで世界を目指すというところにも意識がいって、そこは当然目指さなければいけない舞台なので。これで今後アジアを勝ち抜いて世界へという風になっていくのかなと思います。」
—鹿島が今シーズンのリーグ奪還へ向けてのポイントは?
「そうですね。今シーズン抜けた選手、海外へ移籍した選手、他のクラブへ移籍した選手、引退した選手など、主力が抜けていますから難しいシーズンにはなると思いますけど、逆に若い選手にはチャンスになると思いますし、そういう選手が活躍すればよりチームの底上げに繋がる。ただ若い選手だけでなくてベテランと呼ばれる選手含め、全ての選手がレベルアップすること、昨シーズン国内タイトルは取れなかったので、是非そこを意識して戦ってほしいなと思います。」
—中田さんが考える今シーズン注目の選手は?
「若い選手の台頭という意味では、安部裕葵なんかは非常に可能性を持っていると思います。10番をつけて多少プレッシャーはあるでしょうけども、彼のプレーを見ていると僕もそうですし、サポーターもワクワクするようなプレーヤ―なので、彼がそういうプレーを数多く出してくれるとよりアントラーズの勝利に近づくと思いますので裕葵には期待していきたいですね。」
—鹿島で10番つけるのは意味のある事ですか?
「ジーコがつけていて重い番号だと思いますけど、裕葵なら十分プレッシャーを跳ね返してそれ以上のプレー、新しい10番像を作ってくれると思うので期待したいと思いますね。」
—3月1日はリーグ王者の川崎と対戦しますが、この試合の持つ意味は?
「今年一年どちらのチームが主導権をとってリーグ戦を戦っていくかという意味では、両チームとも先手を取りたい、そういう意識を植え付けたいと思うので、間違いなく面白い試合になると思いますし、鹿島としてはそこで勝つことで川崎に精神面でも優位に立ちたいというところはあると思いますね。」
—最後に今シーズンの意気込みを
「とにかく昨年ACLをとりましたけど、Jリーグのタイトルはとれなかったですし、まだ3連覇しているのは鹿島だけなので、川崎に3連覇取らせない、逆に鹿島がタイトルをとってこれからタイトルを取り続ける年にしてほしいなと思いますから、是非サポーターにも一緒になって戦ってほしいと思いますね。」
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